モルダー加工とは?
モルダー加工の方法や使用例を解説!
【モルダー加工とは?】
モルダー加工とは、モルダーという機械を使って木材を加工することです。
木は鋸刃(のこば)を使って裁断されます。
そのため、木の断面はざらざらしています。
モルダー加工では、このざらつきをとり、木の表面を滑らかにします。
なお、モルダー加工後の木材の表面には、刃の跡が残ります。
そのため、一般的なモルダー加工の場合、
モルダー加工で作った製材は、壁の内側や柱の構造材などに用いられます。
壁の内側や柱の構造材は、美観が必要とされないからです。
しかし、弊社のモルダー加工は、刃の跡を残さず、
木の表面を非常に滑らかに加工することができます。
【モルダー加工のメリット】
1.木材の品質を高めます
木の表面を滑らかにすることは、防水・防虫効果があります。
表面を滑らかにするということは、木の表面にある凸凹をなくすということです。
木が凸凹していると、虫や水分は木の中に侵入しやすくなります。
そのため、木の表面を滑らかにすることは、防水・防虫効果につながります。
2.見栄えが格段に良くなります
モルダー加工後、木にはっきりとした木目や光沢が出て、見た目が一層美しくなります。
木の木目は、樹種によってもちろん異なります。
しかし、同じ樹種であっても1本1本異なるものです。
木によって異なる木目模様はとても美しいものです。
また、弊社のモルダー加工後、木の表面には光沢が出ます。
モルダー機の中には、9つの軸とその鋸刃があります。
高速回転する鋸刃で9方向から一気に木材を削ることで、正確かつ繊細に加工することが可能です。
鋸刃の高速回転により、木の表面が綺麗に削られることで、木は光に反射し、光沢が出ます。
木の表面にはっきりとした木目が現れ、かつ光沢が出ることで、木の見た目は格段に良くなります。